水彩画ぬり絵 通販

色鉛筆ぬり絵の描き方講座：消しゴムの効果

色鉛筆で「濃く塗り過ぎた！」そんな時に、白色の色鉛筆を使って上から塗っていませんか？意外と白くならない色鉛筆に代わり、ここでは消しゴムの活用とその効果についてお話します。

「濃く塗り過ぎた」そんな時には消しゴムを。

白い色鉛筆は他の色の上から塗っても真っ白にはならない！？

色鉛筆で色を濃く塗りすぎた時についつい白色を使いたくなりますが、白色を上から塗っても下の色と混ざり合い、真っ白さを表現することはできません。


例えば上の画像のように、青色の上に白色の色鉛筆を重ねてみると、パステルカラー調の青に変化しました。白い色鉛筆は色を消すのではなく、色を柔らかくしたい時に使うのがおすすめです。また、濁った色を作りたい時や、不透明感を出したいときに白を少し混ぜるとその効果が発揮されます。

消しゴムの活用とその効果について

色を消したい場合・薄くしたい場合は、鉛筆と同様に色鉛筆でも消しゴムを使うとよいでしょう。



※ 消しゴムは完全に色鉛筆の色が消える訳ではありません。

画用紙の隙間に入り込んだ色の粉は完全には取り除くことができませんが、明るさや薄さを取り戻すには充分な効果を発揮します。

↓梅の花の絵で消しゴムかけの例を見てみましょう！



↓ 色が乗りすぎたと感じたため、
　消しゴムで明るい部分を描くように色を取ってみました。



全体的に色が乗りすぎて暗く見えていた絵が、光を取り戻したように見えます。このように「色を塗りすぎた」、「白い部分も塗りつぶしてしまった」そんな時に消しゴムかけが効果的です。

ご注意：消しゴムは強くかける程、画用紙を傷めるので注意が必要です。
はじめから頻繁に使用するのは控え、作品の仕上げ近くで使用するのがおすすめです。

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