手を動かす趣味 「塗り絵」
手の動きが脳へ様々な刺激を与えることをご存知ですか。その与える刺激は他の器官よりも多くなっています。その手と脳の関係について注目してみると理由が分かります。
手と脳の関係
一般に、脳を刺激するには体を動かすことが良いといわれています。特に手作業が脳に与える影響は大きいとされていて、芸術品や工芸品作りなど手を使う活動をしていると軽度認知障害の発症リスクが低くなる可能性を示唆する研究結果も出ています。
研究は、平均年齢87歳の256人に調査し、中高年以降に芸術活動を始めた参加者が軽度認知障害を発症する確率は、そうでない参加者に比べて73パーセント以下に留まったという結果が出ています。
この研究はメイヨー財団のサポートでアメリカの国立老化研究所によって行われていて、研究結果は「Neurology」のオンライン版にも掲載されています。
“考えながら”動かすことがポイント
体を動かすとき、物事を考えるときなど、脳は役割に応じて使う部位を変えていると言われているため、ただ手を動かすだけより、作業手順などを考えながら手を動かすことの方が、脳の広い範囲に刺激を与えると考えられます。
人が手を動かしたり、物事を考えたりできるのは脳の働きによるものです。脳は働いている間、常にエネルギーを必要とするため、大量の血液が脳に送られ酸素や糖を供給し続けています。反対に、体もあまり動かさず、物事を深く考えることも減ると脳はエネルギーを必要としなくなります。そうなると脳に送られる血液の量も少なくなり、脳の機能も弱まっていくということになります。
脳の機能が弱くならないようにするには、継続的に脳に刺激を与え、働かせることが大切です。芸術品や工芸品作りは手順や手法を考えながら手を動かさなければならないため、脳に刺激を与えるのに効果的だといえます。
手を動かす趣味をお探しなら
手を細やかに動かすことで、脳への刺激も強くなります。日常生活の中で手を細かく動かす動作は少ないので、趣味として水彩画ぬり絵を取り入れてみてはいかがでしょうか。
通常、皆さんがよく目にするぬり絵や、子供のぬり絵は外枠部分を線で囲まれているタイプのものが多いです。一方、当教室の大人のぬり絵には、風景画・静物画・動物画など多種多様なデザインがあり、必ずしも外枠が囲まれているとは限りません。「どの範囲まで色を塗るのか」「どの色を塗るのか」「どの色とどの色を組み合わせるのか」などご自身で考えながら塗り始めるものです。そのため、大人のぬり絵は思考力を高めると共に、手や指先を細やかに動かすことで脳に良いと考えられます。
水彩画ぬり絵通販では、趣味や脳トレ、ボケ予防、リハビリなどに最適な水彩画ぬり絵を販売しております。お届けするぬり絵に関しては、色付きの見本が1枚、下絵が2枚の基本セットになりますので、練習用と本番用に使い分けられます。種類も豊富で初心者向きから経験者向きまで幅広く、作品ごとに難易度を設定しておりますので、成長を実感しながらお楽しみいただけます。
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